2023年10月21日(土)、東京八重洲のテストセンターでIELTSを受けてきました!
結論から言うと、素早く、お安く、手軽にスコアが欲しい人にぴったりの試験でした。
最近、IELTSのシステムが大きく変わったみたいで、ネットには古い情報が多い印象があります。今回は、初めてIELTSを受ける方の疑問を解決できるよう色々書きます。
【素早く】申込は3日前まで、結果は3日後から
IELTSのコンピューター版は、日本全国のテストセンターで毎日実施されています。
同じIELTSでも、運営している団体は日本に5つくらいあるそうです。
中でも英検が実施しているIELTSは3日前に試験の予約が可能で、ぼくはそれを選びました。
ただ、どの運営団体で受けても予約時にパスポートが必要なのがちょっと欠点です。
ぼくはパスポートを持ってなかったので、パスポートセンターに作りに行きました。本籍地での戸籍謄本の取得、パスポートの申請から発行までには1週間かかりました。
そして、スコアは、水曜申込→土曜受験→火曜0時公開と、最短ルートでとることができました!
TOEFL、TOEIC、英検などと比べて、この自由度の高さ、結果公開の早さはスコアを素早くとりたい人にとってはうれしいですね。
例えば、英検は結果公開が1ヶ月後、TOEFLは試験7日前以降の予約は手数料がとられてしまいます。
【お安く】受験料がお手頃価格
受験料は25,380円で安い!(2023年10月現在)
TOEFLは245ドル=約37,000円です。直前予約の手数料を入れると約43,000円。
TOEICや英検はもっと安いですが、海外ではほぼ通用しないので今回は視野に入れていません。
僕は直前受験だったので使いませんでしたが、英検から申し込むとIELTSの対策問題集(オンライン)が無料で使えるようです。
【手軽に】試験内容が楽(個人差あり)
個人的な感想ですが、TOEFLよりIELTSのほうが圧倒的に楽でした。(Academicを受験)
ぼくは3年前、高校3年生のときにTOEFLを受けたことがあります(当時のブログ記事)。どの問題も難しくて、試験時間が長すぎて、かなり精神的にやられた記憶があります。またTOEFLでは、Speakingはコンピューターの音声を聴いて、マイクに吹き込む形式です。この作業にかなり違和感があり、集中できた気がしませんでした。
一方で、IELTSの問題は比較的簡単に感じました。ReadingやWritingでは時間が余るほどでした。Speakingは、一対一の対面で行われます(英検が運営団体の場合)。人と話すので、コンピューター試験とは別の緊張がありますが、違和感なく能力を発揮できるところが良いです。
TOEFLとIELTS、同じ価値のスコアが出るなら、安く、しかも手軽にとれるIELTSがいいよね、と思います。もちろん、何が得意不得意かによりますので、あくまで僕個人の考えです。
会場入口が分かりにくくてドキドキ
やってきたのは、東京駅すぐそばの東京テストセンター。
メールを見ると、「YANMAR TOKYO 3F」と書いてあるので、このビル…だよね?
建物に入っても、どこにも”IELTS”や”テスト”という文字がありません。フロアガイドの3Fを見ても、「東京八重洲献血ルーム」しかないことになってます。
とりあえずエスカレーターに乗ったものの2階までしか通ってなかったので、エレベーターに乗り換えて3階に。
エレベーターから降りてすぐに横を向くと…
ありました!試験前にドキドキさせないでほしいな。アクセス性は改善してほしいところです。
会場は2023年10月オープン!とってもきれいな環境✨
今年10月オープンの東京テストセンター。オープン2週間後に受けたので、ホコリや汚れがなく、ピカピカな室内でした。Speakingは、試験官と僕だけの、防音性能が良さそうな小さな部屋(トイレの個室3つ分くらい?)で受けました。
試験中に余計なことが気にならないのは、重要ですね。
コンピューター操作は便利!
やはりペーパーテストのほうが安心、という方が多いかもしれませんが、IELTSのコンピューター操作はとても簡単で効率的でした。操作感は、こちらのページで体験できます。本番と全く一緒でした。ただ、Listeningの音質は、サンプルだと悪くなっていますが、本番は良いです。
Readingでは、本文の横に問題文が表示されるので、見比べながらの回答がしやすいです。本文にマーカー線をひくことができます。また、この問題に戻りたい、というときも下のバーをワンクリックするだけでよく、ペーパーにはない良さがあります。
やはり、一番便利さを実感できるのはWritingです。あとで文法間違いに気づいたり、順番を入れたかったりといったことは、コピー&ペースト機能も使えるコンピューター版が圧倒的に楽です。また、入力した単語数が常に表示されるので、いちいち数える必要がありません。ペーパー版だと、書いてしまった後の大幅な加筆・修正は難しいと思います。
さいごに
パスポートを持っていてスコアがすぐに必要な方、過去にTOEFLに苦しめられた方にはIELTSをおすすめしたいです。
また、ある程度タイピングできる方だったらコンピューター版一択です。スコア公開までの日数は、ペーパー版は13日に対し、コンピューター版は最短3日ですからね。
ん?僕のスコアですか?それは・・・・・・・秘密です😊
コメント