こんにちは。2024年8月から1年間、アメリカに留学するこばやしです。
留学って想像以上にお金がかかります。
交換留学だから入学金や授業料はかからないとは言っても、日本の大学の学費と留学先大学の施設維持費(これが結構高い!)を払わないといけません。
私は、このたび『業務スーパージャパンドリーム財団』より、約200万円の給付型奨学金を支給いただけることになりました。
お金のせいで当初諦めていた有料の講義や実験科目をとることができ、本当に助かっています。
この記事は、業務スーパー奨学金に応募したときのことを振り返る後編です。
前編では、業務スーパー奨学金の一次審査の振り返りと、その他の留学向け奨学金について紹介しました。
後編では、兵庫県・神戸で二次審査に行ってきたことと、そのときの旅行プランについてお話しします。
二次審査は面接で神戸へ
募集要項では3月中旬に一次審査の選考結果が届くとのことで、13日くらいからドキドキしていました。結局、18日に大学の担当者のメールで合格が伝えられました。
募集要項によると、二次審査は面接@兵庫県内orオンラインの予定でしたが、神戸市内で対面で行われるとのことでした。東京に住んでいる私にとってはオンラインだと負担が減り嬉しかったのですが、対面になることは身構えていたので、20日には宿を予約しました。
毎月20日は旅行予約サイト『じゃらん』の期間限定クーポンが発行されるので安くホテルをとれます♪
面接当日
3月31日10時前、訪れたのは神戸・三宮駅前の貸会議室。
控え室に荷物を置き、並べられたパイプいすに座って15分ほど待っていると、前の集合回の志願者の皆さんが面接室から戻ってきました。
それからすぐに私の番が来て、面接室に入りました。
面接は約60分間のグループ形式で、2名の面接官と10名の志願者で行われました。
面接官は、財団の方と、大学教員の方の2名。志願者は、全員が理系で、行き先はアメリカとのこと。
60分で10人だから、単純計算でも持ち時間1人6分です。面接官のお話も含めると、実際はもっと短いです。
面接官のお話のところどころで、
などを端に座っている人から順番に、テンポよく、和やかな雰囲気で話していきました。
二次審査の結果がわかったのは4月22日でした。
その後、大学と何度かメールでやり取りして、5月17日に支給額決定の通知と証明書のメールが届きました。
兵庫旅行
春休みだし、せっかく遠出をするのなら旅行もしちゃおう!ということで、家族との兵庫旅行とセットにすることに。
お金の節約のために、新幹線や飛行機は使わず、全て私が自動車を運転しました。我ながらにうまく計画できたので、共有しておきます。
1日目 3月29日 東京→明石
午前10時、自宅を出発し、東名高速道路にのりました。
午後1時、愛知県の刈谷PAで1回目の休憩。電気自動車を充電しながら昼ごはんです。愛知なのでひつまぶし。
少し渋滞が続きましたが、午後5時、大阪府の吹田SAで2回目の休憩。電気自動車を充電しながらソフトクリームなどのおやつ。なんと!充電器の課金システムが故障していたようで、特別に無料で充電満タンにできました。
午後7時半、兵庫・明石市に到着しました。明石の夜景を見ようと、兵庫県立舞子公園へ。ここには、淡路島につながる『明石海峡大橋』が通っており、日没からの毎正時には特別なライトアップが行われています。
午後8時半、宿泊先のグリーンヒルホテル 明石にチェックイン。駐車場は、ホテル併設の小さい駐車場がありますが、満車だったため徒歩3分ほどの提携立体駐車場へ。荷物を置いたら、歩いてすぐの明石駅前の飲食店でディナー。
2日目 3月30日 淡路島→神戸
このホテル、線路そばにあるので、部屋の障子を開けると明石駅に乗り入れるJR神戸線、山陽電鉄本線や貨物線が間近で見れます!鉄道ファンの方なら大興奮でしょうか??
しっかりと防音構造になっているので、夜中うるさくて寝られないといったことにはなりませんでした。
ホテル自慢の朝食ビュッフェをいただいたあと、向かったのは淡路島。
昨晩ライトアップを楽しんだ明石海峡大橋を渡って、絵島→あわじ花さじき→道の駅うずしお(鳴門海峡を一望)→うずしおクルーズ→淡路ごちそう館 御食国を1日かけて巡りました。
淡路ごちそう館 御食国では、サラダとして淡路島産の玉ねぎが食べ放題!
辛いと思って一切れだけ食べたら、とっても甘くておいしかったです。何杯もおかわりしました。
やはり一番印象に残っているのは、うずしおクルーズです。ちょうどこの日は特に大きな渦が見られる「大潮の日」で、時間的にはギリギリだったけど行ってみました。メインの駐車場がいっぱいで、近隣駐車場の案内も分かりにくく駐車に時間がかかったのですが、駆け込みで乗船できました。
港を出て十数分で大鳴門橋の真下に着くと、大小様々な渦が現れてはすぐ消え、また現れて…今まで写真しか見たことがなく、渦潮って大きなものが1つあるだけだと思ってたので驚きました。
橋の手前と奥で、海面の高低差がガクっと変わり大きく荒れている光景には、自然の力強さを感じました。
この日の最後は、翌日の面接に向けて神戸入り。
ホテルのチェックインまで時間があったので、日本三大夜景の1つで、1,000万ドルの夜景とも称される「掬星台」へ。標高702mの摩耶山の山頂にあり、神戸の夜景を一望できます。少し曇っていて景色が霞んでいましたが、晴れていたらきっと絶景ですね。
この日の宿泊先は、三宮駅近くのホテルサンルートソプラ神戸。ここでも併設駐車場は満車でしたが、歩いて数分の提携立体駐車場に駐車できました。
1日にして総走行距離200km超の大移動でしたが、このスピード感が車ならでは。内容盛り沢山の1日になりました。
3日目 3月31日 面接、神戸→名古屋
この日は、この旅行の最大の目的、二次審査の面接です。
このホテル、実は面接会場から歩いて10分のところにあります。朝食ビュッフェをいただいたあと、入念に面接の準備をして、スーツに着替え、大荷物をホテルに置いたまま面接会場に向かいました。
じゃらんで予約したらレイトチェックインのサービスが偶然ついていて、面接中も家族はホテルに滞在することができました。
面接が終わり、午後11時にはホテルを出て、神戸観光を始めました。
神戸ハーバーランドや、メリケンパーク内にある神戸ポートタワーや震災メモリアルパークなど、一度は行ってみたかった有名な観光スポットを巡りました。
午後5時、車で10分ほど離れた、大正時代に外国人によって建てられた洋風建築が多く立ち並ぶ北野異人館街へ。
もともと外交官などの邸宅だった建物で、当時の豪華な暮らしぶりを想像できます。
手入れする人がいなくなって廃墟となった建物も少なくありませんが、きちんと手入れされて内部を無料で見学できる建物もあります。
午後6時半、夜は日本の三大中華街のひとつ、南京町へ。気になった屋台を見つけては少し買って食べました。
ここからは帰路に就きます。午後8時半、吹田SAで電気自動車を充電しながら夕食。
午後11時、名古屋・栄町駅前のホテルマイステイズ名古屋錦にチェックイン。
ここにも徒歩3分のところに提携駐車場があります。
4日目 4月1日 愛知→東京
朝は、ホテルから歩いてすぐの名古屋テレビ塔(中部電力 MIRAI TOWER)と、オアシス21へ。
オアシス21はガラスの大屋根の屋上に水が張っている不思議な建物で、屋上に登ることもできます。
大屋根の下の地面は、水の反射でキラキラと輝いておりとても美しいです。
愛知には祖父母の家があり、昼食とアフタヌーンティーをともにしました。
午後5時には愛知を出て、東京の自宅へ出発。
午後7時に愛知県の長篠設楽原PAで、電気自動車を充電しながら夕食。
そして、午後11時に自宅に到着しました!
宿泊費・移動費は、3泊4日で一人あたり2万5000円。新幹線指定席なら、宿泊なしで往復するだけで3万円超です。
コスパ最強のドライブ旅になりました。
まとめ
今回は、業務スーパー奨学金の二次審査の振り返りと、そのときの家族旅行プランを紹介しました。
一次審査から二次審査までは2か月半と、かなりの期間が開きます。面接に向けて、申請書や自己PRに自分は何を書いたのか、見返すことで思い出しておくことが重要だと思います。また、留学が近づき、より具体的なプランを調べ、考えて話せるようにしておくのもぜひやっておきたいですね。
神戸をはじめ、兵庫にはたくさんの魅力があります。当日現地入りして、面接が終わったらすぐ帰ってしまうのは時間もお金ももったいないように感じます。車でなくても、三宮周辺にはたくさんの観光スポットがあります。せっかくなら足を運んでみるのはいかがでしょうか。
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